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小泉POを中心としたWT(ワーキングチーム)にて若手研究者育成の実践と評価に関する白書を執筆しました!|白書公開のお知らせ

小泉POを中心としたWT(ワーキングチーム)にて若手研究者育成の実践と評価に関する白書を執筆しました!|白書公開のお知らせ

近年、日本の研究力をめぐる議論は、論文数・被引用数・Top10%論文数・国際共著論文数といった定量指標を軸に展開されることが多くなっています。これらの指標は国際比較の文脈では一定の有用性を持つ反面、若手研究者一人ひとりの成長を評価する尺度として用いる場合は本質的な限界を抱えており、その根本的な理由は、こうした指標がすべて「アウトプット以降の段階」しか捉えないことにあります。特に、研究者として歩み始めたばかりの若手研究者の成長には、外からは見えにくい「意識の変化」「行動の変化」という成果に先立つ局面が存在し、論文や外部資金といったアウトプットは、その後に外形化する結果の一部に過ぎません。こうした成果に先立つ変化を評価(価値を正しく理解)しなければ、育成プログラムの効果を正確に評価する(測る)ことはできないのです。

 本事業の5機関(TI-FRIS、TRiSTAR、T-GEx、L-INSIGHT、HIRAKU-Global)は、「世界で活躍できる研究者の育成」という共通の目的のもと、それぞれ固有の研究者像と育成思想に基づいて、若手研究者育成の実践と評価手法の探索を並行して進めてきました。この度、各機関の試行錯誤から得られた知見を統合し、社会に広く問う活動の一環として、小泉POを中心としたWT(ワーキングチーム)を結成し、白書を作成しました。

本白書は、

  1. 5機関における研究者育成の取り組みを整理し、そこから得られた実践知を共有すること
  2. 「世界で活躍できる研究者」とは何かを、実践に基づいて再定義すること
  3. 意識・認識の変化(意識変容)から実践・行動の変化(行動変容)を経て、成果の外形化・波及へと至る段階的構造を踏まえた新たな評価枠組みを提示すること

の3点を目的として作成されており、別添資料と合わせぜひ多くの方に読んでいただきたい内容となっております。