新たな共創を生み出すためのシーズ共同研究費
T-GEx(名古屋大学)専門研究・学際研究の発展のために

概要
近年、異分野融合研究の重要性が指摘されているものの、成果創出までの不透明性が高い上に、新しいアイディアや技術の実現可能性の見極めに使用できる研究資金が限られている。 新たな共創を生み出すためのシーズ共同研究費は、若手研究者で形成されたチームが分野を越えた新たな共同研究や共同事業を企画・挑戦できるように、共同研究費を支援する取組である。
T-GExで実施した際の育成効果
R4年度は2チーム、 R5年度は5チーム、 R6年度は4チームへ支援を実施した。支援を受けた若手研究者チームからの満足度が非常に高い(4.7/5.0)。

【出典:T-GExプログラムの満足度調査(R7年2月)】
実施方法
- 支援対象
- 大学・企業などの所属先を問わず、若手研究者から構成されるチーム
- 支援金額
- ~50万円/チーム
- 選考プロセス
- 選考委員会を設置して審査を行い、以下A~Cの条件に適合する共同研究あるいは共同事業の企画に対して支援を決定する。
A)世界的課題の解決に資する魅力的な内容であること
B)外部大型資金(競争的研究費や企業との共同研究等)獲得への発展が見込めること
C)共同の必要性や役割分担が適切であること
- 選考委員会を設置して審査を行い、以下A~Cの条件に適合する共同研究あるいは共同事業の企画に対して支援を決定する。
- 留意事項
- 同じ研究テーマについては、2年まで申請可とする。
- 申請内容や予算状況によって採択件数や支援金額を変更する必要がある。
- 調査および探索的な取り組みの費用として支援する。
実施にあたっての工夫
当初は年1回(10月)支給していたが、「研究費の使用期間が短い」という意見が多く寄せられたことから、 R5年度からは支給のタイミングを年2回(7月、10月)に増やし、利便性を改善した。